強化費の確保「勝負は来年」　ＪＯＣ橋本強化部長

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は３０日の選手強化本部常任委員会で、２０２０年東京五輪に向けて検討が必要な取り組みとして、選手だけでなくコーチに対する報奨金制度の創設や、より効果的な強化費の配分システムの整備などをリストアップした。

　今後、国に対しても必要な施策を要望する。リオ五輪で日本選手団団長を務めたＪＯＣの橋本聖子選手強化本部長は、さらなる強化費の確保が必要だとし「勝負は来年（の国の概算要求）。いろいろ提案していかないといけないことがある」と語った。