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98年長野五輪は伊藤みどりが点火 72年札幌は高校生コンビ

[ 2016年8月23日 06:00 ]

 ≪日本開催の五輪での聖火リレー最終走者≫

 ☆64年東京五輪 9月7日に沖縄に聖火が到着し、鹿児島、宮崎、千歳の3地点を起点として日本を4コースに分け、全都道府県を周回。10月9日までに皇居前の聖火台に到着した。翌10日の開会式当日、聖火リレー最終ランナーを早大1年の陸上選手・坂井義則さんが務め、国立競技場の聖火台に点火。国内地上リレーの総距離6755キロ、参加走者は10万713人。

 ☆72年札幌冬季五輪 聖火は沖縄に到着後、1月1日に飛行機で東京へ移動。約1カ月間、東日本を経て北海道を一周した。2月3日に開会式会場の「真駒内スピードスケート競技場」に到着。最終聖火ランナーは札幌北1年の玉井いずみさん、最終点火者は札幌旭丘1年の高田英基さんの高校生コンビが務めた。国内地上リレーの総距離は4819キロ。

 ☆98年長野冬季五輪 1月に沖縄、北海道、鹿児島の3カ所を出発。33日間をかけて46都道府県を通過し、開催地の長野県は120全市町村を周回。開会式前日の2月6日、3つに分かれていた聖火が長野市で一つとなり、最終ランナーを陸上女子長距離の鈴木博美と千葉真子、点火者をアルベールビル五輪フィギュアスケート銀メダリストの伊藤みどりが務めた。参加走者は約7000人。

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2016年8月23日のニュース