パラリンピック　深刻な資金難表面化　会場の一部変更も…

リオデジャネイロ・パラリンピック

　９月７日に開幕するリオデジャネイロ・パラリンピックは既に混乱が表面化している。深刻なのは入場券の販売不振やスポンサー不足による資金難。コスト削減のため急きょ会場の一部が変更されることになった。

　大会組織委員会から参加国・地域に向けた支援金の支払いも遅れ、いくつかのチームが参加を断念する可能性も取り沙汰される。リオ五輪では休みなしで長時間の仕事を強いられたボランティアが会場に現れなくなるケースが相次いだ。パラリンピックのボランティア登録の取り消しを求める人も増加しているという。