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【数字は語る】五輪開催国メダル1.4倍増 東京は57個いける?

[ 2016年8月23日 11:20 ]

2020年東京五輪を紹介するセレモニーで登場した「東京で会いましょう」のメッセージ

 リオ五輪を開催したブラジルがいずれも同国史上最多となる金メダル7個、メダル19個を獲得した。慣れ親しんだ環境で臨める地元の利はもちろん、国を挙げて強化に乗り出すだけに、五輪開催国は過去最高成績を収めるケースがほとんどだ。

 東西両陣営が五輪に参加した88年ソウル大会以降では、96年アトランタ大会の米国を除く全ての開催国が、前回大会よりメダル獲得の数字を大きく伸ばしている。00年シドニー五輪からの5大会をみると、開催国は金メダルが平均1.6倍増でメダル獲得数が1.4倍増。リオで史上最多41個のメダルを獲得した日本は4年後の東京大会で金メダル19個、メダル57個を獲得する計算になる。

 また、ほとんどの開催国が4年後に数字を落としている中で今大会の英国は金メダルこそロンドン大会の29個から27個に減ったもののメダル数は65個から67個に増加。五輪開催後に成績が尻すぼみにならないような強化体制づくりも重要だ。

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2016年8月23日のニュース