猫ひろしも出場、五輪男子マラソンは23・7％　大会最終日に大台突破

＜リオ五輪　男子マラソン＞雨の中、スタートを切る選手たち

　リオデジャネイロ五輪の大会最終日に行われた男子マラソンを生中継した２１日のＮＨＫ総合（午後１０時５分～同１１時）の平均視聴率が２３・７％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録したことが２２日、分かった。

　瞬間最高は午後１０時１２分に記録した２６・３％。競技スタートから１３・５キロ付近で日本代表の佐々木悟（３０＝旭化成）が先頭集団で走る場面だった。

　男子マラソンに日本勢は五輪初出場の３選手が出場したがレース中盤までに脱落した。佐々木悟（３０＝旭化成）が２時間１３分５７秒で１６位に入ったのが最高。石川末広（３６＝ホンダ）は３６位、北島寿典（３１＝安川電機）は９４位で、６大会連続メダルなしという結果に終わった。４月に世界歴代２位の２時間３分５秒をマークしたエリウド・キプチョゲ（３１＝ケニア）が２時間８分４４秒で優勝した。

　レースにはカンボジア代表のタレント、猫ひろし＝本名滝崎邦明（３９）＝も出場し注目を集めた。猫は完走し、１３９位でゴールした。