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リレー金メダルへノルマは「100M9秒台、200M19秒台」

[ 2016年8月21日 00:26 ]

メダリスト一夜明け会見で抜刀ポーズをする(左から)山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥

 男子400メートルリレーで史上初の銀メダルを獲得した日本代表メンバー4人が20日、リオデジャネイロ市西部のジャパンハウスで一夜明け会見。20年東京五輪で金メダルを獲得するためにノルマとして、100メートル9秒台、200メートル19秒台を挙げた。

 アンカーにバトンが渡った時点ではジャマイカと競っていたものの、最終的には0秒33差で敗れ銀メダル。現時点では「ジャマイカに勝てるイメージがまだつかない」(飯塚翔太)ものの、4年後に向けて「1人1人のレベルが100メートル9秒台、200メートル19秒台出せるようになれば、金メダル狙える位置にいける」(山県亮太)、「ジャマイカチームは個人で全員が決勝に残っているようなレベル。僕たちはまだ準決勝止まりが現実なので、決勝に残れるような力をつけるのが大前提」(飯塚)と個々のレベルアップを課題に挙げた。

 100メートルの日本記録は10秒0、200メートルは20秒03。4人の自己ベストでは100メートルは桐生の10秒01、200メートルは飯塚の20秒11が最高。全員が100メートル、200メートルで日本記録更新という限りなく高い目標になるが、「リレーはもう金メダルしか残っていない」(桐生祥秀)、「4年後は9秒台、19秒台出す」(ケンブリッジ飛鳥)と強気に宣言した。

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2016年8月21日のニュース