×

伊調、登坂の薄氷Vに「こうはならない」誓うも「なっちゃいました」

[ 2016年8月18日 12:55 ]

金メダルを手に笑顔の(左から)土性、伊調、登坂

リオデジャネイロ五輪 レスリング女子69キロ級決勝

(8月17日)
 リオデジャネイロ五輪レスリング女子の3階級で日本勢が完全制覇を果たした。試合後の3選手は、テレビ各局の生番組に引っ張りだこ。TBS系「ひるおび!」(月~金曜前11・00)では、司会の「ホンジャマカ」恵俊彰(51)と軽妙なやりとりを展開した。

 58キロ級を制した伊調馨(32=ALSOC)は、登坂絵莉(22=東新住建)が出場した48キロ級決勝をアップをしながら観戦。終了13秒前に逆転しての勝利を目の当たりにし「(自分は)こうはならないぞ」と誓ったという。それでも実際は、5秒前の薄氷V。「こうはならないぞ…と思ったら、なっちゃいました」と話して周囲を笑わせた。

 その登坂は、選手村で偶然会った柔道女子70キロ級の田知本遥(26=ALSOC)の金メダルを手にして「“絶対私も獲る”と強く思った」と明かし、この日の原動力になった裏話を披露。また、最後に出場した69キロ級の土性沙羅(21=至学館大)は、試合前のプレッシャーについては「なかった」と言い切っていたが、恵から「本当に?」と疑問視されると「自分が獲れなかったらどうしようと、ちょっとよぎった」と照れ臭そうに打ち明けるなど、マットの上では見られない柔らかい表情をのぞかせていた。

続きを表示

2016年8月18日のニュース