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松田丈志 会長の“大きな声で国歌を歌うこと”に応えた「たくさん歌った」

[ 2016年8月17日 19:51 ]

メダルを手にする松田丈志

 リオデジャネイロ五輪競泳で金2、銀2、銅3の計7個のメダルを獲得した競泳日本代表選手たちが17日、帰国記者会見を行った。

 男子800メートルリレーでアンカーを務め銅メダルを獲得した松田丈志(32=セガサミーホールディングス)は「みんな長旅で疲れていてテンションが低いので、頑張っていきたいと思います」とし、「今回が最後の五輪だと思っていて、代表に選ばれたリレーでメダルを目指して頑張って、4人でメダルが取れてうれしく思っています」とまずは喜んだ。

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(79)がリオ出発前に「大きな声で国歌を歌うこと」と話した事に触れ「今回の競泳陣は、君が代をたくさん歌いました。すごく気持ち良かったです」と発言し笑いを誘った。

 また金メダルを獲得した萩野や金藤らの活躍にも触れ、「これからもそういう選手がたくさん出てきて、東京五輪ではもっとたくさん“君が代”を聞けることを願っています」と再び笑わせた。

 森会長は、7月3日に行われたリオデジャネイロ五輪日本選手団の壮行会で国歌斉唱の様子に触れ「どうしてみんなそろって国歌を歌わないんでしょうか。国歌も歌えないような選手は日本の選手ではない」と苦言を呈し、「(五輪で)選手の皆さんにお願いしたいのは、口をもごもごするだけではなく、大きな声で国歌を歌うこと」と発言していた。

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2016年8月17日のニュース