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白井の天性の“ひねり” 原点は父特製のトランポリン

[ 2016年8月17日 05:30 ]

鶴見ジュニア体操クラブ1号館には今も「タントラ」がある

リオデジャネイロ五輪体操・種目別跳馬決勝

(8月15日)
 天性のひねりの技術は、父・勝晃さんが発明した“逸品”によって進化した。08年、運営する鶴見ジュニアクラブ1号館(横浜市)に「タントラ」と呼ばれる細長いトランポリンを導入。

 体操選手が床運動を行う際、フロアから得られる反発を「100」とすると、従来のものは「150」の力が得られたという。「120くらいの力をもらえるように改良した。120でできたら、筋力がつけば床でもできるようになる」という。また、勝晃さんは「過去録システム」を導入。10台近くのカメラを設置し、録画された映像を20秒遅れでモニター確認できる。イメージと実際の動きの誤差を即座に確かめて修正することで技術を培った。

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2016年8月17日のニュース