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日本女子バスケ4強ならず…女王・米国に健闘、一時は2点差も

[ 2016年8月17日 08:16 ]

<日本・米国>第1クオーター、シュートを決める渡嘉敷

リオデジャネイロ五輪バスケットボール・女子準々決勝 日本64―110米国

(8月16日)
 リオデジャネイロ五輪のバスケットボール女子準々決勝が16日に行われ、世界ランキング16位の日本は同1位で5連覇中の米国に一時は2点差に迫るなど健闘を見せたが64―110で敗れ、初の4強進出を逃した。

 A組4位で決勝トーナメントに進んだ日本の相手は、6大会連続の優勝を狙う米国。女子バスケが五輪に採用された76年モントリオール大会から出場した9大会中7回優勝し、92年バルセロナ大会の3位決定戦で勝って以来、今大会の1次リーグ・中国戦まで46連勝を飾っている。

 日本は平均身長で11センチ上回る米国にスピードで対抗し、第1クオーターは栗原が3点シュートを決めるなど5分過ぎまで14―14と互角の戦い。米国に徐々に得点差を広げられたが、第1クオーターは23―30と7点差で終えた。第2クオーターでも日本は栗原、渡嘉敷らの得点で食い下がり、残り1分29秒で46―48と2点差に。しかし最後は米国が連続得点を決めて46―56で折り返した。

 その後は地力に勝る米国に得点を重ねられ、第3クオーター終了では22点差に。19点のトーラジら7人が2桁得点した米国を相手に、日本は渡嘉敷がチームトップの14得点を挙げるなど善戦したが、最後は46点の大差で敗れた。

 ▼渡嘉敷来夢の話 自分たちの全てを出しきることができた。米国を苦しめられた。自分はまだまだできると思っている。世界でマークされるような選手になりたい。4年後の東京五輪でメダルを取って日本のバスケ界を盛り上げたい。

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