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卓球女子日本銅!2大会連続メダル獲得 3位決定戦でシンガポールを破る

[ 2016年8月17日 01:24 ]

第3試合をものにした福原と伊藤

リオデジャネイロ五輪第12日卓球女子3位決定戦 日本3―1シンガポール

(8月16日)
 卓球女子団体の3位決定戦が16日に行われ、日本はシンガポールと激突。第1試合を落とした日本だが、その後3試合連続で制し、3―1で勝ち、ロンドン五輪の銀に続いて、2大会連続メダルとなる銅メダルを獲得した。

 第1試合(シングルス)は福原愛(27=ANA)が登場。ユ・モンユを相手に第1ゲームで10連続ポイントなどで11―4で奪取。第2ゲームは5―11で落とすと、第3ゲームも苦戦。左右に揺さぶられ、3―11で取られた。後がない第4ゲームは攻勢に転じた福原が11―4で奪いタイに持ち込んだが、第5ゲームは3ポイント先に取られると後手に回り、ペースがつかめないまま、5―11で終了。ゲームカウント2―3でシンガポールに先手を取られた。

 第2試合(同)は石川佳純(23=全農)が登場。フェン・ティアンウェイを相手に第1ゲームは7―10と追い込まれながらもデュースに持ち込み、12―10で奪取。第2ゲームは一進一退の攻防から、3連続ポイントでリードすると、11―6で連取。その流れのまま第3ゲームも11―7で勝ち、ゲームカウント3―0で振り出しに戻した。

 第3試合(ダブルス)は伊藤美誠(15=スターツ)と福原が出場。第1ゲームを9―11で落としたが、第2ゲームは接戦を展開し、最後はエッジボールで11―9で制した。これで勢いづいた日本は10連続ポイントで11―1で連取。第4ゲームは粘るシンガポールがデュースに持ち込んだが、激しい攻防の末、日本が14―12で勝利。メダルに王手をかけた。

 第4試合はシングルスで伊藤が登場。世界ランク4位のフェン・ティアンウェイと対戦し、第1ゲームから接戦となったが、伊藤が5連続ポイントを奪うなど強打で11―9で先取。第2ゲームも流れをつかんだまま離さず、11―4で連取。第3ゲームも伊藤の勢いは止まらず、接戦となったが11―6でフェンを倒して銅メダルを獲得した。

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