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福島千里 200M23秒21の5着で予選落ち「終わっちゃったなあ」

[ 2016年8月15日 22:22 ]

女子200メートル予選でゴールした福島千里

 リオデジャネイロ五輪第11日の15日、陸上女子200メートル予選が行われ、福島千里(28=北海道ハイテクAC)第7組に登場、8レーンで走り23秒21の5着に終わり、準決勝進出はならなかった。

 福島は6月に行われた日本選手権で自らが持つ日本記録を6年ぶりに0秒01更新する22秒88(追い風1・8メートル)をマークし、6連覇を果たした。通算7度目の優勝で、7連覇した100メートルとの2冠を6年連続で達成。3大会連続の五輪、2大会連続の2種目での五輪出場を決めた。しかし、五輪直前合宿先の米ニュージャージー州プリンストンで6日の練習で左太もも裏に違和感を覚え、女子100メートル予選を欠場した。

 この日は序盤は快調に飛ばしたが、後半に伸び悩んた。レース後、福島は「終わっちゃったなあ、という感じです」と言葉をかみしめるように話した。心配された脚の状態は「問題はなかったです」とし、100メートルを欠場して200メートル1本に絞ったことで「できる限りの調整はできた」という。それでも初の予選突破はならず「後悔は一つもなくて…これが、今の力なのかな…」とポツリ。今後について問われても「これから?どうでしょうか、わからないです」と語るにとどめていた。

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