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卓球日本女子団体 独に競り負け決勝逃す 2大会連続メダル懸け3決へ

[ 2016年8月15日 11:26 ]

<日本・ドイツ>第3試合を落とし、肩を落とす福原(左から2人目)・伊藤ペア(AP)

リオデジャネイロ五輪・卓球

(8月14日)
 卓球女子団体準決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は同9位のドイツに2―3で敗れた。エース・石川佳純(23=ANA)の活躍などで、1勝2敗からフルゲームに持ち込んだものの及ばなかった。日本はロンドンに続く2大会連続となるメダル獲得を懸け、3位決定戦で中国対シンガポールの敗者と対決する。

 1回戦、準々決勝とストレートで勝ち上がり3大会連続の4強入りを果たした日本。先陣を切ったのは15歳の伊藤美誠(スターツ)。序盤で6連続ポイントを奪うなど第1ゲームを11-5で奪ったが、以降は交互にゲームを奪う展開。2-2で迎えた第5ゲームは、一時は9-3と優位に進めながらも7連続失点で逆転を許し、この試合を落とした。

 流れを戻したい日本は、第2試合に石川を起用。カット主戦の相手に2ゲームを連続して奪われながら、第3、4ゲームを連取してタイに戻すと、最終ゲームは強打でリズムに乗って奪取し、逆転勝利でイーブンに戻した。

 伊藤、福原愛(27=ANA)のペアで臨んだ第3試合をフルゲームの末に落として1勝2敗。エース石川に託した第4試合は、石川が第1ゲームでスタートから10連続ポイントを奪うなど3-0で圧倒して再びイーブンに戻したが、第5試合は、福原がフルゲームの死闘を繰り広げたが、最後は力尽きた。

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