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ナイジェリア4強 日本戦からトラブル続きも“問題なし”

[ 2016年8月15日 05:30 ]

<ナイジェリア・デンマーク>競り合うナイジェリアのミケル(左)(AP)

リオデジャネイロ五輪サッカー男子準々決勝 ナイジェリア2―0デンマーク

(8月13日 サルバドール)
 ナイジェリアが準優勝した08年北京大会以来の4強入りを果たした。デンマークに2―0で快勝。前半16分、主将のMFミケルが左からの折り返しを難なく押し込み先制。後半はCKからFWのA・ウマルが加点した。シアシア監督が「一体感とチームスピリットで乗り越えた」と誇ったように、ピッチ外のトラブルを吹き飛ばした。

 日本との1次リーグ初戦は前代未聞の当日入りで迎え、準々決勝前には待遇を巡るトラブルも発覚した。資金難のためシアシア監督への給料が遅配。一部では試合ボイコットの可能性や、ミケルがチームに多額の寄付をしたとも報じられた。日本の高須クリニックの高須克弥院長がツイッターで同代表に資金援助を申し出たことも話題となった。ミケルは「問題を抱えながら、このステージまで来たことは実に素晴らしい。この調子でいきたい」と96年アトランタ五輪以来の頂点を見据えた。

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五輪の2016年8月15日のニュース