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米国 セルビア戦でも苦戦、公式大会49連勝もヒヤヒヤ逃げ切り

[ 2016年8月13日 15:20 ]

リオデジャネイロ五輪バスケットボール男子

(8月12日)
 リオデジャネイロ五輪のバスケットボール男子は12日に予選A組の3試合を行い、米国は10日のオーストラリア戦に続いてセルビア戦でも苦戦。一度もリードは奪われなかったが、終了間際にトルコ・リーグでプレーしているボグダン・ボグダノビッチ(23)に3点シュートを決められていれば同点になるというきわどい場面に直面した。シュートが外れたためになんとか逃げ切ったが94―91(前半50―41)という接戦。公式大会で49連勝(エキシビジョンを含めると71連勝)を飾ったものの、10点差以内となった試合はここ10年で5度目となった。

 米国はカイリー・アービング(24=キャバリアーズ)がチーム最多の15得点をマーク。ベンチから出たセンターのディアンドレ・ジョーダン(28=クリッパーズ)は13得点を稼ぎ、今季の成功率が43%だったフリースローは8本中5本成功させた。

 先発勢ではケビン・デュラント(27=ウォリアーズ)とカーメロ・アンソニー(32)がそれぞれ12得点。4戦全勝となった米国は1次リーグ最終戦(14日)で3勝1敗のフランスと対戦し、勝てばA組1位で決勝トーナメントに駒を進める。最終予選を勝ち上がってきたセルビアは1勝3敗。ゴール下のペイント内で計42得点を挙げて食い下がったがあと一歩、およばなかった。

 オーストラリアは93―68(前半44―34)で中国を退けて3勝1敗。中国は4戦全敗となった。フランスは96―56(前半42―30)でまだ勝ち星のないナイジェリアを下し、オーストラリア同様に3勝1敗となった。

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2016年8月13日のニュース