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原沢に地元下関から声援、少年団時代の恩師「体も良く動いていた」

[ 2016年8月13日 15:04 ]

リオデジャネイロ五輪・柔道

 100キロ超級で銀メダルを獲得した原沢久喜(24=日本中央競馬会)の地元・山口県下関市の県立下関武道館で12日夜~13日朝、パブリックビューイングがあり、約200人が夜を徹して声援を送った。

 13日早朝の決勝は、ロンドン五輪金メダルのテディ・リネール(フランス)と対戦。思うように組めない展開に会場は一喜一憂し、終盤、果敢に攻める原沢に歓声が上がった。

 原沢は6歳の時、下関市にある大西道場スポーツ少年団で柔道を始めた。会場には、小学生時代の恩師で少年団代表の石田充さん(53)や少年団の後輩らが集まり、原沢の名前が記されたそろいのTシャツを身につけ、最後まで勝利を信じた。惜しくも銀メダルに終わったが、大きな拍手で健闘をたたえた。

 石田さんは「久喜はいい表情で体も良く動いていた。本人は悔しいと思うが、練習したことができたのでは」とねぎらった。少年団の後輩の岡田莉咲さん(11)は「いい勝負だったと思う。でも、もう少しで金メダルだったので悔しい」と唇をかんだ。

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2016年8月13日のニュース