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フェルプス 23個目金ならずも“3人同時銀メダル”に「ワイルドな終わり方だ」

[ 2016年8月13日 11:26 ]

男子100メートルバタフライを制したスクーリング(右)と健闘を称えあうフェルプス(AP)

リオデジャネイロ五輪 競泳 男子100メートルバタフライ

 男子100メートルバタフライ決勝で、大会5個目の金メダルを狙ったマイケル・フェルプス(米国)は銀メダルに終わった。レース後は「タフなレースになるのは分かっていた。負けるのは好きじゃないけど、受け入れるよ」と穏やかな表情で話した。

 レースを制したのは、シンガポールのジョセフ・スクーリング 。50秒39で五輪記録を更新するとともに、同国初となる金メダルをもたらした。準決勝をトップで通過したスクーリングは、決勝でも前半からリード。トップで50メートルを折り返すとそのままリードを守りきった。

 前日の男子200メートル個人メドレーで、五輪史上最多の通算獲得金メダル数を「22」に伸ばしたフェルプスは51秒14と届かず2位だった。それでもチャド・レクロー(南アフリカ)、ラースロ・シェー(ハンガリー)と同着となる珍しい記録に「とてもワイルドな物語の終わり方だ」と驚きの表情。通算金メダル獲得数の更新はならなかったが「3人同時銀メダル」(銅メダルなし)でも競泳五輪の歴史に名を残すことになった。

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2016年8月13日のニュース