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山部 払い腰さく裂で準決勝へ!「思い切り闘う」

[ 2016年8月13日 05:30 ]

オランダ選手(下)を一本勝ちで破り準決勝進出を決めた山部佳苗

リオデジャネイロ五輪柔道・男子100キロ超級

(8月11日)
 柔道女子78キロ超級は、大逆転で五輪代表の座を奪った山部佳苗(25=ミキハウス)が、その勢いのまま畳に上がった。「とにかく最後までやり切ること」。

 初戦は残り49秒で大外刈りによる一本勝ち。準々決勝では得意の払い腰で一本を奪い、準決勝に進出した。女子最重量級で頂点に立ったのは04年アテネ五輪の塚田真希が最後。その塚田と現役時代にしのぎを削った薪谷翠コーチと二人三脚で歩んできた。「薪谷先生からは試合に対する勝負心を教わった。五輪に出られなかった先生の分まで思い切り闘う」と燃えていた。

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2016年8月13日のニュース