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バスケ米代表、豪に辛勝 アンソニーが米代表最多得点記録更新

[ 2016年8月11日 13:09 ]

チーム最多の31得点をマークしたカーメロ・アンソニー(AP)

リオデジャネイロ五輪バスケットボール男子

(8月10日)
 リオデジャネイロ五輪のバスケットボール男子は10日に予選A組の3試合を行い、米国はオーストラリア相手に最大8点をリードされるなど大苦戦。それでも98―88(前半49―54)で勝利を収めて3戦3勝とした。4度目の五輪となったカーメロ・アンソニー(31=ニックス)がチーム最多の31得点をマーク。五輪通算では293得点となり、レブロン・ジェームズ(31=キャバリアーズ)が保持していた米代表の最多得点記録(273)を更新した。

 試合は第4Q終盤までもつれる接戦。米国は4点差に迫られた残り1分35秒、この日19得点を挙げたオーストラリア生まれのカイリー・アービング(24=キャバリアーズ)が3点シュートを決めて突き放した。

 オーストラリアは2勝1敗。パティー・ミルズ(27=スパーズ)が30得点、アンドリュー・ボーガット(31=マーベリクス)が15得点、マシュー・デラベドーバ(25=バックス)が11得点11アシストを稼ぐなどNBA勢が活躍したものの、最後は米国に押し切られた。

 フランスは76―75(前半40―36)でセルビアに競り勝って2勝1敗。セルビアは1勝2敗となった。アジア代表の中国は米大陸1位のベネズエラに68―72(前半35―38)で敗れて3戦3敗となり、勝ったベネスエラは3戦目で初白星を挙げた。なお12日に米国はセルビアと対戦する。

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