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小関5位「無我夢中だった」渡辺6位「凄い悔しい」 男子200平メダル逃す

[ 2016年8月11日 10:10 ]

男子200メートル平泳ぎ決勝 レース後、電光掲示を見る渡辺一平(AP)

リオデジャネイロ五輪競泳 男子200メートル平泳ぎ決勝

(8月10日)
 男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、小関也朱篤(24=ミキハウス)は2分7秒80で5位、予選で五輪新記録をマークした渡辺一平(19=早大)が2分7秒87で6位だった。

 小関は前半から飛ばしたが最後に失速。レース直後は「うーん」と唸ったまま沈黙。「無我夢中で泳いでいたのは覚えているんですが…悔しい」と無念の表情を浮かべた。予選は全体4位で決勝に進出。自身の泳ぎに手応えをつかんでいたが、6位になった100メートルに続いて、得意の距離でも悲願のメダルはならなかった。

 男子競泳陣最年少の渡辺は「凄い悔しい。重圧はなかった。チームのみんながいい感じで送り出してくれた。結果で恩返ししたかった」と目を赤くした。前日の予選で2分7秒22の五輪新記録をマークし、全体1位で決勝進出。男子200メートルバタフライで早大の先輩・坂井聖人(21)が銀メダルを獲得したことに刺激を受け、「先輩に続けるように頑張ります」と意気込んだ決勝だった。

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