柔道７３キロ級銅メダリスト殴られた！海岸で祝杯中に…

大野（左から２人目）が金メダルを獲得した柔道男子７３キロ級の表彰台に並ぶバンティヘルト（右端）

　大野将平（２４）が金メダルを獲得した柔道男子７３キロ級の銅メダリスト、ディルク・バンティヘルト（３２）＝ベルギー＝が９日、リオ市内で何者かに襲われ負傷するという事件があった。

　バンティヘルトは８日夜の３位決定戦でハンガリーの選手を腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。翌日の会見には左目下に黒いアザがある姿で登場した。ベルギーの五輪委員会は、同選手が殴打され、病院で治療を受けたと公表。競技終了後、トレーニングパートナーとコパカバーナ海岸で未明まで祝杯を挙げていた際、パートナーの携帯電話が女性に盗まれ、その盗人を追いかけたバンティヘルトが別の人物に殴られたことが明らかになった。

　ブラジルの地元紙は、殴った人物が「地元のコールガールだった」と報道している。