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水谷 悲願へあと1勝 勝負の準決勝へ「すべて出し切る」

[ 2016年8月10日 10:00 ]

男子シングルス準々決勝 ポイントを奪いガッツポーズの水谷隼

リオデジャネイロ五輪・卓球男子シングルス準々決勝 水谷隼4―2マルコス・フレイタス

(8月9日)
 卓球の日本男子にとって悲願のメダル獲得に王手を懸けた水谷。勝利の瞬間、雄たけびをあげ喜びを爆発させたが、それも一瞬。「持ってる力をすべて出し切って、メダルを獲得したい」。見据えていたのは準決勝の舞台だった。

 格下相手に序盤から圧倒したものの、3―1で迎えた第5ゲームは競り負けた。「ミスで落としてしまって、本当はもっと簡単に勝てたと思います」。さらに上を目指すからこそまずは反省ばかりが口をついた。それでも第6セットは11―2と寄せ付けなかったのはエースの意地だった。

 初の準決勝進出。「ここまで来たのは生まれて初めて。普段通りのプレーをしたい」と気負いはない。悲願のメダル獲得まであと1勝。「今の調子なら絶対ル獲得できると信じている。メダルを持ち帰ってみんなの笑顔が見たい」と力強く言い切った。

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