×

水谷、初の4強!卓球日本男子初メダルへ王手

[ 2016年8月10日 09:27 ]

男子シングルス準々決勝 ポルトガル選手と対戦する水谷隼

リオデジャネイロ五輪・卓球男子シングルス準々決勝

(8月9日)
 卓球男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク6位の水谷隼(27=ビーコン・ラボ)が同11位のマルコス・フレイタス(28=ポルトガル)に4―2で勝ち、3度目の五輪で初の4強入り。日本勢五輪男子初のメダルへ王手を懸けた。

 8日の4回戦では、ブラジル選手を前に完全アウェーの環境に苦しみながらも勝ち切り、初の準々決勝進出を決めた水谷。過去5戦負けなしと相性のよい相手に、第1ゲームはスタートから6連続ポイントを奪うなどスタートダッシュに成功。中盤で3連続ポイントを許す場面もあったが動じることなく11―4であっさりと奪取した。
 
 一転、第2ゲームは立ち上がりから4連続失点。一時は逆転したものの、最後は押し切られて9-11でタイに戻された。それでも以降は格下相手に主導権を握らせない。第3ゲーム11―3、第4ゲームは11―8と連取。一進一退となった第5ゲームは10―12で落としたが、第6ゲームは11-2で振り切って歓喜の雄たけびを上げた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年8月10日のニュース