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田代未来 初出場で63キロ級で準決勝進出 リオ五輪女子初の金へ期待

[ 2016年8月10日 00:41 ]

<柔道・女子63キロ 2回戦>ヘッカー(右)に勝利した田代

リオデジャネイロ五輪第5日柔道女子63キロ級

(8月9日)
 柔道の女子63キロ級が9日に行われ、田代未来(22=コマツ)が出場。順調に2勝を挙げ、準決勝へ進んだ。

 世界選手権2年連続3位と期待の田代は初戦を1本で勝ち上がったカタリナ・ヘッカー(オーストラリア)と対戦。積極的に足技を仕掛け、技あり、有効を奪い、終始優勢に試合を進めると得意の小外刈りで1本。続く準々決勝、エステファニア・ガルシア(エクアドル)と対戦し、2分14秒に小内刈りで有効を奪い、優勢勝ちで初めての五輪で4強進出となった。

 柔道女子はここまで銅メダル止まり。同級でアテネ、北京両五輪を連覇した谷本歩実コーチとの二人三脚で笑顔の金を手にし、日本に新たな風をもたらすか、注目される。

 ▼63キロ級=田代 未来(たしろ・みく)10年にユース五輪と世界ジュニア選手権を制覇。14、15年に世界選手権3位。世界ランキング6位。得意は内股、大内刈り。東京・淑徳高出、コマツ。1メートル63。21歳。東京都出身。

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2016年8月10日のニュース