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バレー女子、選手村入らずホテルで調整 トラブルを不安視

[ 2016年8月2日 09:54 ]

 リオデジャネイロ五輪に出場するバレーボール女子の日本代表が選手村に入らずにホテルで調整し、6日の1次リーグ初戦を迎えることが分かった。日本代表選手団の柳谷直哉総務担当が、1日の記者会見で明らかにした。

 柳谷総務担当は「問題があったから一時離村したという競技団体はない」と説明したが、関係者によると水漏れや電気配線の不備などトラブルが多発している状況を不安視し、6日の韓国戦に集中するため、選手村から徒歩圏内のホテルに宿泊する。

 選手村を巡っては、オーストラリアの選手団がトイレの詰まりや床の汚損などの問題で一時、近隣のホテルに宿泊。改修で状況が改善したため、7月27日に入村した。その後もぼや騒ぎや盗難に見舞われた。日本選手団でも体操男子の内村航平選手(コナミスポーツ)が「シャワーを浴びていたら途中から水しか出なくなった」と明かすなど、問題が頻発していた。陸上のマラソンやトライアスロンも一時、選手村を離れるという。(共同)

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2016年8月2日のニュース