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井村ヘッド 金有力ロシア出場決定も「関係ない。最高の力を出す」

[ 2016年7月30日 05:30 ]

2大会ぶりのメダル獲得を目指し出発した井村ヘッドコーチ(左手前)らシンクロ日本代表選手たち

 シンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(65)がリオへの出発前に成田空港で、ロシアのドーピング問題について苦言を呈した。

 まずは各競技団体にロシア選手の出場可否の判断を任せたIOCに対し「国ぐるみでやってきたことは、国として制裁を受けるべきだと思う。国として責任を取らせなかったことは残念だった」と語った。また、ロシアに対しては「国の強さを示すために、選手を道具として使ったロシアは許せない」と厳しい言葉を投げかけた。

 金メダル最有力候補のロシアのシンクロは国際水泳連盟により参加が認められた。「ロシアが出てこようが、出てきまいが、関係ない。自分たちが最高の力を出すことしか考えていない」とキッパリ。主将の乾友紀子(25=井村シンクロク)は「4年前と違って今回は勝負する大会。メダルを持って帰ってきたい」と2大会ぶりのメダル獲得を誓った。

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2016年7月30日のニュース