女子８００リレーは全員が初切符　池江らフレッシュ４人

ともに８００ｍリレーの代表に決まった池江（左）と持田は喜びを分かち合う

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第３日　

（4月6日 東京辰巳国際水泳場）
　女子８００メートルリレー代表は全員が初の五輪切符獲得だ。

　２位の五十嵐は「４年前は５位で五輪を逃して、悔しさで大泣きしたので今はちょっと信じられない」と感慨深げ。３位に入った高２の持田は「（池江と）２人でずっと五輪に出るのが夢と言ってきたので、凄くうれしい」と喜んだ。４位の青木は「去年（の世界選手権で）できなかった日本新を、リオの地で出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

　◆池江　璃花子（いけえ・りかこ）昨年の世界選手権に中学生では１４年ぶりに出場。今大会は１００メートルバタフライでもリオデジャネイロ五輪代表に決定。１００メートルバタフライと５０メートル、１００メートル自由形の日本記録保持者。東京・淑徳巣鴨高１年、ルネサンス亀戸。１メートル７０、５６キロ。１５歳。東京都出身。

　◆五十嵐　千尋（いがらし・ちひろ）１４年仁川アジア大会２００メートル自由形２位、４００メートル自由形３位。１３、１５年世界選手権出場。神奈川・日大藤沢高出、日体大３年。１メートル７０、６２キロ。２０歳。神奈川県出身。

　◆持田　早智（もちだ・さち）１５年世界選手権代表。同年の全国高校総体で女子１００メートル、２００メートル自由形２冠。千葉商大付高２年、ルネサンス幕張。１メートル６５、５８キロ。１６歳。奈良県出身。

　◆青木　智美（あおき・ともみ）１５年世界選手権の女子８００メートルリレーで７位。神奈川総合高出、法大４年、アリーナつきみ野ＳＣ。１メートル６４、５６キロ。２１歳。神奈川県出身。