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三宅4大会連続五輪 4枠獲得見通しで代表内定

[ 2015年11月30日 05:30 ]

リオ五輪代表に決まった重量挙げ女子の三宅宏実

 重量挙げのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権は28日、米ヒューストンで最終日が行われ、日本協会による集計で日本の女子は4枠を獲得できる見通しとなった。これにより今大会日本勢で最上位だった48キロ級3位の三宅宏実(いちご)が代表に決定。ロンドン五輪銀メダルの三宅は4大会連続出場となる。

 日本協会の小宮山哲雄強化本部長は「三宅は内定。協会でも話はした」と話した。三宅は吉報にも「一つ上を抜けていきたい。表彰台の階段を一つ上れるように頑張る」と頂点を見据え、落ち着いた口調。アテネ、北京、ロンドンの各五輪を9位、6位、2位とステップアップし、リオ五輪は30歳で迎える。三宅は「20代前半と20代後半で全然違うのは実感した。これからは未知の世界。未知だけど面白い。チャレンジできるのは幸せなこと」と円熟期を迎えた自分自身に期待しているようだった。

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2015年11月30日のニュース