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葛西 今度は泣いた「みんな頑張った 4人で獲れたことがうれしい」

[ 2014年2月18日 05:10 ]

ジャンプ団体で銅メダルを獲得し、涙をぬぐう葛西紀明。奥は竹内択

ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒル

(2月17日)
 日の丸飛行隊がソチの空で復活を遂げた。団体では98年の長野大会で金メダルを獲得して以来16年ぶりのメダル獲得。チームを支えたのは、もちろん“レジェンド”葛西紀明(41=土屋ホーム)だった。
 
 「うれしいです…」。15日の個人ラージヒルで銀メダルを獲得した直後には笑顔で細めたその目には、涙があふれていた。「みんな頑張ったんで。(清水)礼留飛は悔しい思いをしてメンバーに選ばれて。(竹内)択は病気で…。(伊東)大貴は膝を痛めて…。4人でメダルを獲れたことがうれしい。獲らせてあげたかった」。

 20歳の清水、26歳の竹内、28歳の伊東と、ひと回り以上年齢差のあるメンバーたちが必死でつないできたバトンをしっかりと受け止め、葛西は飛んだ。チームの“トリ”となる4番手での飛躍。1回目にメンバーの中で最長不倒となる134メートルをマークし3位に押し上げると、メダルが懸かる重圧の中で2回目も134メートル。この時点でメダルを確定させてみせた。

 長野大会の悔しさを晴らした。五輪直前のケガで団体メンバーから外れ、リフト乗り場の屋根から試合を眺めていた。日本中が金メダルに沸いた98年2月17日から、ちょうど16年後。団体メンバーとしては94年リレハンメル大会での銀メダルに続き、自身2つ目のメダルを“最高の仲間たち”とともにつかみ取った。

 「メダルの色は関係なく、力を合わせて獲れたことがうれしい。早く(首に)かけたいと思います」。葛西は静かな口調で喜びをかみしめていた。

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