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勝因はSPの高得点 フリーのミス反省「緊張していたのかな」

[ 2014年2月16日 05:30 ]

一夜明け会見で笑顔の羽生

ソチ五輪フィギュアスケート男子フリー

(2月14日 アイスベルク・パレス)
 【羽生に聞く】

 ――演技を振り返って。

 「満足していないし、(3回転)フリップという確率の高いジャンプでミスをしてしまった。緊張していたのかな」

 ――勝因は?

 「SPであれだけできたのが大きい。それが今回の勝因だと思う」

 ――被災地に対して考えている活動はあるか?

 「(震災後)たくさんのスケーターが募金やチャリティーを企画してくれた。金メダルを獲れたんだから、将来的にはチャリティーイベントなどでお礼ができたらなと思う」

 ――一夜明けた今の気持ちは?

 「日本人として日本国民として、最高の舞台で金メダルという素晴らしい評価をいただいたことを誇りに思う。日本人らしい人間になれるよう日々、努力していきたい」

 ――日本人らしい人間とは?

 「日本的な文化を忘れないように。僕がテレビで自分を見た時に日本人として胸を張っていられるか。それが一番大事」

 ――今後は羽生選手に憧れる子供も出てくる。

 「あまり憧れてもらうようなところはないかな。まだ未熟だって(拠点の)トロントに行って痛感した。フリーでは精神的な弱さも実感した。プルシェンコ選手みたいにどんな時でも強い選手になりたい」

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2014年2月16日のニュース