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鈴木芙、日本勢最高52位「気持ちが重くなり過ぎた」

[ 2014年2月16日 05:30 ]

バイアスロン女子15キロ 射撃を終え、ライフルを背負う鈴木芙由子

ソチ五輪バイアスロン女子15キロ

(2月14日 ラウラ・センター)
 日本から出場した自衛隊4選手は鈴木芙由子の52位が最高だった。小林美貴が68位で、中島由貴は転んで腰を痛めて75位。鈴木李奈はカーブで転倒して途中棄権した。ダリア・ドムラチェワ(ベラルーシ)が10キロ追い抜きとの2冠を果たした。

 日本はエース鈴木芙が振るわず、初代表の中島と鈴木李が医務室行きとなるアクシデントも重なった。中島は1周目のカーブで転倒し、右の腰を痛めた。ひどくはないそうだが「自分のミス。動揺してしまった」とうなだれた。鈴木李は酸欠になって3周目でコースに突っ伏し、けいれんを起こしたという。鈴木芙は最も上位に進出できると踏んだ種目で「10位を目指す気持ちが重くなり過ぎた」という。

 上位を狙う21日の24キロリレーに暗雲が漂う状況となったが、竹田コーチは「まだ時間はある。そこまでには何とかしたい」と声を絞り出した。

 ◆ダリア・ドムラチェワ(ベラルーシ=バイアスロン女子15キロ)10キロ追い抜きで優勝。10年バンクーバー五輪は15キロで銅メダル。1メートル68、56キロ。27歳。

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2014年2月16日のニュース