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41歳・葛西が銀!7度目五輪で初の個人メダル獲得

[ 2014年2月16日 04:41 ]

ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得し、花束を掲げ喜ぶ葛西紀明

 ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)決勝が15日(日本時間16日未明)に行われ、葛西紀明(41=土屋ホーム)が139メートル、133・5メートルの合計277・4点で銀メダルに輝いた。葛西は7大会連続の五輪出場で、個人種目では初めてのメダル獲得。94年リレハンメル大会団体の銀と合わせて2個目のメダルを手にした。

 日本ジャンプ陣のメダルは、団体で金メダルに輝き、個人でもラージヒルで船木和喜が優勝した98年長野大会以来4大会ぶり。また、葛西の41歳でのメダル獲得は冬季五輪の日本選手最年長となった。

 優勝は278・7点のカミル・ストッホ(ポーランド)で、ノーマルヒルとの2冠を達成。3位はペテル・プレヴツ(スロベニア)だった。

 葛西は1本目で、ストッホと並ぶ最長不倒の139メートルの大ジャンプを披露。トップのストッホと2・8点差の140・6点で2位の好位置につけた。2本目も完ぺきなジャンプで133・5メートルの136・8点をマークした。

 伊東大貴(28=雪印メグミルク)が計252・5点で9位、日本勢最年少の清水礼留飛(20=雪印メグミルク)が計252・2点で10位、竹内択(26=北野建設)が計249・3点で13位だった。

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