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地元仙台でも「圧巻の演技」 羽生に高まる期待

[ 2014年2月14日 11:12 ]

 ソチ五輪フィギュアスケート男子ショートプログラムで史上初の100点超えを記録した羽生結弦選手(19)に、出身地の仙台市では「圧巻の演技」「被災地を勇気づける」と金メダルに期待する声が上がった。

 「強い意志を感じる圧巻の演技だった。計り知れない力を持っている」とたたえたのは、母校・東北高の五十嵐一弥校長(68)。宮城県スケート連盟会長で、小学校時代から羽生選手を知っているが、目に今までにない力を感じたという。

 東日本大震災の被災を乗り越え五輪の舞台に立った羽生選手を「一つ一つの演技にその思いが表れている。仙台の若武者として天下を取ってほしい」と激励した。

 JR仙台駅前で通学中の専門学校生落合香奈子さん(19)は「自信に満ちあふれた表情をニュースで見て、うれしかった」と笑顔。「日本勢初の金メダルを取ってほしい。同い年の一人としても応援したい」と声を弾ませた。

 仙台市の無職本間吉雄さん(67)も「宮城の誇りだ。被災地を勇気づけることにもなると思うので、ぜひ金メダルを首に掛けて帰ってきてほしい」と語った。

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2014年2月14日のニュース