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石田 ペースに乗れず…怒りの15位「全然満足してない」

[ 2014年2月14日 05:30 ]

力強い滑走を見せる石田だったが、結果は15位

ソチ五輪距離女子10キロクラシカル

(2月13日)
 13日の女子10キロクラシカルで、石田正子(33=JR北海道)は15位に終わった。気温は12度まで上がり、照りつける太陽に体力を奪われ、トップと1分37秒9差の29分55秒7。最初の2・2キロが22位とペースに乗れず、ゴールした瞬間に倒れ込んだ。「体調もあまり良くなくて、もう少し頑張れたらよかった。(結果には)全然満足してない」と怒りすらにじませた。

 北海道・上美幌小時代に始めた距離スキー。中学では一時離れた時があった。「高校に入る時も3年間でやめると思った」「大学生の時も30歳になったらと思っていた」。気付けば33歳で3度目の五輪。「先のことを想像しないで一歩一歩進むタイプ」はまだ歩みを止めるつもりはない。

 前回大会は30キロクラシカルで日本距離勢最高の5位入賞。今回は同種目は行われず、22日の30キロフリーが最後のレースとなる。「時間はあるのでテクニックを見直して、自分ができることをしっかりやりたい」。苦手克服に取り組んできたフリー走法で全力を尽くす。

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2014年2月14日のニュース