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高橋、木原組 結成1年、健闘の順位点「3」ゲット

[ 2014年2月7日 08:51 ]

演技を終え、あいさつする高橋・木原組

ソチ五輪フィギュアスケート団体・ペア

 昨年1月に結成、わずか1年で五輪に臨んだペアの高橋と木原は、演技を終えると「1年間やってきたことを発揮できた。やったー、というよりは、よし、という感じ」(高橋)、「ここまで来られて心の底から良かったと思う」(木原)と笑顔を見せた。

 カナダ人選手のトランと組んで12年に年世界選手権で銅メダルを獲得したものの、ペアを解消、ペアの経験のない木原をと組んで目指した五輪の舞台だ。

 ジャンプなどで息が乱れる場面もあったが、リフト、ステップではミスなく、健闘の8位。団体でのメダルを狙う日本に貴重な順位点「3」をもたらした。

 男子SPで羽生が1位の座を獲得したため、団体の順位でも、3位中国に2点差の4位と予想を上回る好発進。「日本はすごく強いチーム。小さな力だけど、少しでもプラスになればいい」(高橋)、「日本はシングルの選手が素晴らしいし、足を引っ張るわけにはいかなかった」(木原)と語った。2人は、フィギュアスケートの選手を代表して7日の開会式に参加する。

 ▽フィギュアスケート団体 今大会から採用の新種目。カナダ、ロシア、米国、日本、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、英国の10カ国が出場。男子、女子、ペア、アイスダンスいずれも1位から順に10点から1点が与えられ、国別に得点合計を争う。SPの上位5カ国がフリーに進み、SPとフリーの合計得点で争う。2種目まではSPとフリーで異なる選手を起用できる。

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2014年2月7日のニュース