橋本聖子団長　２０年ぶり五輪リンク滑走「疲れますね」

五輪マークが描かれたスピードスケートの会場で、氷の感触を確かめる日本選手団の橋本聖子団長

　２０年ぶりに五輪リンクを滑走。ソチ冬季五輪日本選手団の橋本聖子団長が２日、スピードスケート会場を訪れ、五輪会場では選手だった１９９４年リレハンメル五輪以来という滑走に挑んだ。「氷の感触など少しでも選手と意思疎通ができれば。できることならスキーでも何でもやりたい」と意欲を見せた。

　サングラスにジャージー姿で、時折笑みを浮かべながらゆったりとしたフォームで周回を重ね「日本人には向いていると思う」と氷の印象も口にした。滑ること自体３年ぶりといい、２０分ほどで「疲れますね」。リンクサイドの関係者からは「ラップタイムを上げろ」などとしったする声も上がった。（共同）