「ロンドン五輪の勢いを」　ＪＯＣ竹田会長、ソチへ訓示

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長は６日、東京・渋谷の岸記念体育会館での仕事始めで、ソチ冬季五輪では「（メダル３８個を獲得した）ロンドン五輪の勢いをつなげたい。ロシアでテロが起きているが、一人一人が危機管理意識を高く持ち、チームとして行動することを期待する」と訓示した。

　２０２０年東京五輪は「成功させなければならない重要な使命を受けている」と強調。選手強化でリーダーシップを発揮できる「強いＪＯＣを築いていくことが必要だ」と訴えた。

　東京都と設立する大会組織委員会について、同会長は取材に「（人事を含め）今月後半になると思う」と答えた。ソチ五輪前に組織づくりを終え「（五輪後の）３月からは全面的に活動できるようにしたい」と述べた。