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新競技場問題は静観 バッハ会長が記者会見

[ 2013年11月20日 12:35 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、東京都内で記者会見し、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の整備費の増大が議論を呼んでいることについて「重要なのはスポーツ施設の役割を果たすこと。(必要な)機能が必ず確保されると考えている」と話し、推移を見守る姿勢を示した。

 同席した東京五輪のIOC調整委員会のジョン・コーツ委員長は「基本的な収容人数が妥協されることがないようにしてほしい」と、計画する8万人規模を保証するよう求めた。

 バッハ会長は、大会組織委員会づくりなどに向けた準備について「すべて正しい方向に向かっていると聞いている」と話した。

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2013年11月20日のニュース