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鈴木大地氏、JOC理事候補に 組織若返りへ将来性も期待

[ 2013年6月22日 22:41 ]

 27日の評議員会で役員を改選する日本オリンピック委員会(JOC)の新理事候補に、1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木大地氏(46)=順大教授=が挙がっていることが22日、関係者の話で分かった。JOCの次期理事候補は24日の役員候補者選考委員会で最終審議をして出そろう。

 日本オリンピアンズ協会会長で、2020年東京五輪招致委員会の理事も務める鈴木氏は国際的な知名度があり、日本水連次期会長の有力候補に挙がっている。暴力指導問題など逆風が吹くスポーツ界で、組織強化と若返りを目指すJOCは「将来性豊かでリーダー的存在となれる人材」(関係者)と期待しており、学識経験者枠で選出される見通しだ。

 JOCの実務を統括する専務理事は市原則之氏が定年で退任し、後任は日本水連副会長の青木剛常務理事らを軸に調整している。続投が確実な竹田恒和会長など役員の役職は28日の理事会で理事の互選で決定する。

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2013年6月22日のニュース