都知事「今回は成功したと認識」　ＩＯＣ評価委が離日

ＩＯＣ評価委のクレイグ・リーディー委員長（左から２人目）を笑顔で見送る東京都の猪瀬直樹知事（左端）

　２０年夏季五輪招致を目指す東京の現地調査を終えた国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）評価委員会のクレイグ・リーディー委員長が８日、招致委員会の竹田恒和理事長らに見送られ、成田空港発の航空機で離日した。

　都内のホテルで見送った猪瀬直樹東京都知事は「今回は成功したと認識している。人間的に心が通い合ったことが大きい」と語った。評価委メンバーは１８日からマドリード、２４日からイスタンブールを現地調査し、開催都市を決める９月７日の投票でＩＯＣ委員の参考資料となる評価報告書を作成する。