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署名活動で五輪招致配慮 レスリング協会主導を変更

[ 2013年2月26日 19:56 ]

 日本レスリング協会は26日、五輪での実施競技存続を求めて始めた署名活動について、2020年東京五輪招致などへの影響も配慮して協会主導から、新たに発足した「レスリングを五輪競技に復帰させる会」に変更して実施すると発表した。五輪女子55キロ級で3連覇した吉田沙保里選手(ALSOK)らが街頭で署名を呼び掛ける計画もあり、選手やファンを中心に盛り上げるという。

 福田富昭会長は同日、東京都内で記者会見し「あくまで自然の盛り上がりを大事にしたい。協会が主導して国際オリンピック委員会(IOC)の決定に不満を持たせるようなイメージは良くない」と理由を説明した。IOC評価委員会が3月に来日することにも触れ「刺激的なことをやってはならない。東京招致は大事、レスリングの存続も大事」と話した。

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2013年2月26日のニュース