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ロンドン五輪金の村田が現役続行「ボクサーはやめ時を知らない」

[ 2012年10月4日 22:35 ]

「オリンピックコンサート」であいさつするボクシング男子の村田諒太(左)

 ロンドン五輪のボクシングで日本選手として48年ぶりに金メダルを獲得した村田諒太(東洋大職)が4日、休養宣言を撤回して現役続行の意向を表明した。12月に社会人の大会に出場する。

 26歳の村田は東京都内で開かれたオリンピックコンサートに出席後、「またやってみたい気持ちが出てきた。本当は今が一番きれいにやめられると思うけど、ボクサーはやめ時を知らない」と語った。

 8月下旬に引退も視野に長期休養する考えを示していたが、「体を動かしてみてまだ動ける。ちょっと休んで、あらためてボクシングはいいなと思った」と心境の変化を説明した。

 4年後のリオデジャネイロ五輪には「もう一回、あの舞台にとも考えてしまうけど、まずは一歩一歩」と慎重に話した。

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