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吉田 V13から一夜、現役続行も年内休養へ

[ 2012年10月1日 06:00 ]

13大会連続世界一達成から一夜明け、金メダルと記念のベルトを手にポーズをとるレスリング女子55キロ級の吉田沙保里

 レスリング史上最多となる13度目の世界一に立った吉田は、一夜明けて会見を行い「日本の元気につながってくれれば。これで少しは女子レスリングも認められるかな」と晴れやかな表情を見せた。

 今後については「勝てるのに辞めるのはもったいないでしょ?」と、あらためて現役続行の意思を示したが、12月の全日本選手権について「休むか出るか。(村田)夏南子も伸びてきているし、頼りになる選手だから」と話し、年内は休養に充てる可能性を示唆した。また、吉田に記録を抜かれる形となったアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)は日本協会を通じて「レスリングの真実である“運は強い者に味方する”を実証してくれた」と祝福のコメントをした。

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2012年10月1日のニュース