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IOC 竹島領有メッセージで調査、表彰式不参加も求める

[ 2012年8月12日 00:40 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は11日、ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に、韓国選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたとして、調査を始めたと発表した。また、11日の表彰式に当該選手を出席させないよう韓国オリンピック委員会(KOC)に求めた。

 韓国メディアの電子版などに、韓国の朴鍾佑選手が「独島はわれわれの領土」と韓国語で書かれたメッセージを持つ写真が掲載され、インターネットなどで問題視されていた。同選手は表彰式に出席しなかった。

 マーク・アダムス広報部長は「現段階で言えるのは、五輪と政治を混同しないという原則だけ。政治的な立場を示すのは、五輪の場ではない」と述べ、詳細を把握したいとの考えを示した。

 IOCは五輪憲章で、五輪施設や会場などでの政治的な宣伝活動を禁じている。違反があった場合は、当該選手の失格や資格認定証の取り消しの処分を定めている。

 3位決定戦は韓国が2―0で勝ち、銅メダルを獲得した。(共同)

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2012年8月12日のニュース