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ドスサントスが延長戦V弾!メキシコ44年前の雪辱期す

[ 2012年8月6日 06:00 ]

ゴールを決めて喜ぶメキシコのドスサントス

ロンドン五輪 サッカー男子準々決勝  メキシコ4-2セネガル

(8月4日 ロンドン)
 メキシコがセネガルとの死闘を制し、日本が待つ準決勝進出を決めた。2点のリードを守れず延長戦に持ち込まれたが、FWジョバニ・ドスサントスが延長前半8分に相手DFのミスを突いて決勝点。3位決定戦で日本に敗れた68年メキシコ五輪以来の4強を決めた。

 「2―2とされて諦めなかったことが重要。走り続けて3点目を決めるまで戦った」と殊勲のドスサントス。バルセロナ出身でかつては「ロナウジーニョ2世」と期待された。08年夏のトットナム加入後は伸び悩みからレンタル移籍を繰り返してきたが、高い技術はパスワークを主体としたメキシコを象徴する存在。今大会は3得点と欠かせない戦力となっている。

 五輪直前の親善試合で1―2と敗れている日本との再戦に向け、GKコロナは「日本はよく組織され、心身ともに強い。ポゼッションを確保してじっくりと確実に攻める必要がある」と指摘。ドスサントスを軸に44年前の雪辱を果たし、過去最高成績である68年大会の4位を超える。

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2012年8月6日のニュース