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山県、100メートル健闘空しく6位…準決勝敗退

[ 2012年8月6日 03:57 ]

男子100メートル準決勝でゴールし、声援に応える山県亮太

ロンドン五輪陸上

 男子100メートル準決勝で山県亮太(慶大)は10秒10で6着。悲願の決勝進出はならなかった。

 左にタイソン・ゲイ(米国)、右にヨハン・ブレーク(ジャマイカ)と強敵に挟まれてのレースで山県は抜群のスタートで飛び出したが、「少し硬くなった」とゴール目前でかわされ6着に沈んだ。

 山県は悔しさをにじませながら、「(準決勝は)自分との勝負だと思っていた。スタートでうまく加速に乗るのが僕なりの走り方。それができたのは悪くなかった」と振り返った。また、名だたるランナーの中での走りを「こういう機会はなかなかない。素直にうれしく思う」と話し「まだリレーもあるので」と気持ちを切り替えた。

 ▼山県亮太の話 レース内容は75~80点くらい。(決勝へ)行けるかもしれないという思いで最後は硬くなった。10秒10でも落ちたのだから、ここで満足してはいけない。

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2012年8月6日のニュース