さくらジャパン３連敗…メダル獲得の可能性消える

＜日本・韓国＞後半、攻め込む柴田

ロンドン五輪ホッケー

　ホッケー女子の日本代表「さくらジャパン」は２日、女子１次リーグＡ組の第３戦で韓国に０―１で敗れて３連敗。各組上位２位までが進む準決勝進出の可能性がなくなり、メダル獲得の望みも消滅した。

　駒沢李佳は「後半は自分たちの運動量が上がらず、逆に相手が上回った。自分もゲームメークができなくてチャンスをつくれなかった」と反省。安田善治郎監督は「前半の流れの中で点を取れなかったことがすべて。後半は体が動かず、防戦一方になってしまった」と分析した。

　日本は１次リーグ２試合を残しているものの、初戦から２連勝のオランダと英国、１勝１分けの中国の３チームのうち、少なくとも２チームが勝ち点で日本を上回るため、準決勝進出の可能性はなくなった。

　日本は１次リーグ終了後、順位決定戦に回る。藤尾香織は「残り２試合は気持ちを切り替えて、先制点を取って自分たちのリズムでやりたい」と前を向いた。