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ドミニカ共和国にストレート勝ちで勝ち点6

[ 2012年8月2日 06:00 ]

日本―ドミニカ共和国の第1セット、スパイクを決める木村(左)

ロンドン五輪バレーボール

 女子1次リーグ第3戦を行い、A組の日本はドミニカ共和国に3―0で快勝した。木村沙織(25)と江畑幸子(22)の両アタッカーを中心とした多彩な攻めで相手を翻ろう。2勝1敗で勝ち点を6に伸ばし、3日の第4戦でロシアと対戦する。ロシアは3―0でアルジェリアを下し、3連勝で4位以内を決め準々決勝進出。1次リーグは12チームをA、Bの2組に分け各組上位4チームが準々決勝に進む。

 サーブレシーブがしっかりとセッター竹下に返り、多彩な攻撃が機能した。真鍋政義監督は「速いコンビバレーが展開できている」と満足げだった。センター大友の速攻が面白いように決まり、山口や井上らの移動攻撃が相手を幻惑した。「他の国の選手は高いのでしっかり跳ばないと」とバックアタックでも活躍した江畑がチーム最多の14点。エース木村も「日本らしいバレーができた。センターとサイドがうまく絡み合って攻撃できた」と13点で貢献した。

 大友と山口もそれぞれ9点、8点。バリエーション豊かな攻撃を可能にしたのはしっかりとしたサーブレシーブ。サーブレシーブ成功率は77・8%に達し、竹下は「木村と佐野が集中力を切らずにやってくれている。(トスを)上げやすい」とねぎらった。

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2012年8月2日のニュース