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錦織 熱戦制して88年ぶり準々決勝進出

[ 2012年8月2日 05:24 ]

男子シングルス3回戦 リターンする錦織圭

ロンドン五輪テニス

 男子シングルス3回戦で、錦織圭(日清食品)が世界ランク5位のダビド・フェレール(スペイン)を6―0、3―6、6―4で破り、1924年パリ五輪の原田武一以来88年ぶりに男子で準々決勝へ進出した。

 第1セットは一方的な展開で6―0で奪ったが、第2セットは主導権を握れず3―6。第3セットは互いにキープする展開で、4―3で迎えた第8ゲームは壮絶な打ち合いになるがブレークできず。お互いキープが続き5―4で迎えた第10ゲーム、錦織がこのセットで初めてブレークし勝ちをもぎ取った。

 次戦はウィンブルドン選手権の3回戦で敗れたフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と対戦、雪辱を狙う。4強入りすれば熊谷一弥が銀メダルを獲得した1920年アントワープ大会以来92年ぶりとなる。

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2012年8月2日のニュース