鈴木、２００平も決勝進出　女子高生・渡部は涙

女子２００メートル平泳ぎ準決勝　笑顔で声援に応える、３位で決勝進出を決めた鈴木聡美

ロンドン五輪競泳

　女子２００メートル平泳ぎ準決勝で、鈴木聡美（山梨学院大）は２分２２秒４０の全体３位で決勝進出を決めた。１５歳の現役女子高生・渡部香生子（ＪＳＳ立石）は２分２７秒３２の全体１４位で準決勝敗退となった。

　１００メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した鈴木は、勢いそのままに自己ベストを記録しての決勝進出。「１００～１５０メートルを（ペースを）上げようとコーチと話していた。でも最後の５０メートルがとてもきつくてどうなるかと思った」と準決勝でも挑戦することを忘れなかった。決勝に向けて「準決勝も緊張したけど、冷静にできた。あすもがんばります！」と笑顔を絶やさず、２個目のメダルに標準を定めた。

　まだ初々しさの残る渡部は「予選から緊張してしまって…」と満足いくレースができず涙。「またトレーニングして出直します」と１５歳は笑うことができなかった。